2012年7月6日金曜日

雨ばっかり












すこし前に父と白浜に行きました。雨ばかりの日。最近どこかに行こうとすると、必ず雨なのはもしかして雨女なのかただの梅雨か。
父親との初めての二人旅はもっと緊張するような気まずい物かと思っていたけど、旅は、拍子抜けする程普通で、楽しかった。大雨の高速道路を運転して道の駅でソフトクリームを食べてちくわを買って灯台の見える温泉宿で夜10時に眠った。今思うと、別に遠くに行った訳ではないのに現実感のない変な国に行ったみたいな気分。洞窟と顕微鏡で見る粘菌類と雨の千畳敷。季節外れの観光地でしか味わえない、ノスタルジックな良い旅でした。

2012年6月4日月曜日

「透明な影」 終了。







10日間の個展、『透明な影 / transparent light』が本日終了しました。



夜だけに開くこっそりと小さな展覧会でしたが、230名を超えるお客様にお越し頂き、
本当に嬉しかったです。


今回の展覧会では、
子供の頃に感じていた見えない物の気配や、何かを怖がっていた記憶、
遠くに置いて来た懐かしい自分だけのおばけを

屋根裏部屋を探検するような気持ちで探してもらうというインスタレーションを行いました。

真っ暗な部屋の中、鑑賞者がペンライトの小さな灯りだけで作品を「探す」という行為自体を作品にしたいと思いました。



鑑賞者各々の記憶の喚起につながるように。


設置されたモチーフや、現象の前で
作品を見て下さったお客様に
「おばあちゃんちの物置の怖さを思い出す」「子供の頃こんな探検をしたことがあった」
とたくさん感想を頂き、すごくすごく感慨深かった。


作品を作っていると、嫌でも自分と向き合う作業になるし
特にごく私的な家族の記憶をモチーフにする作品を作っているので

独りよがりになっていないか、という気持ちと
それでいいのだという気持ちと

それでも「私」と「鑑賞者」との間に出来る距離が遠く寂しく感じるたび、課題でした。

なので、私の作ったあの場所で、お客様自身のどこか懐かしい場所にトリップしてくれた事がとても嬉しかったしこの作品を作って良かった、と思えました。




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今回この展覧会をディレクションして下さった山崎伸吾さん。
この展示とコンセプトに共感して、大切に丁寧にサポートしてくださいました。
半年前からミーティングを重ねて、一緒に作り上げてもらったという気持ちがとても強いです。
また、会場で販売したビジュアルブック「透明な影」を作るにあたっても、色々と意見を伝え合う中で、今まで作品を作る上でおろそかにしてた事、守りたかった事を自分自身初めて気付かされる事が多かったです。

しんごさん、改めてありがとうございました。
すごくしんどかったし、すごく楽しかった。




LABORATORYの空間を使わせてもらうにあたって
本当に色々お世話になった川勝さんと、RADの皆様。


ビジュアルのデザインをお願いした倉澤さん。
DMとブック、会場の撮影をお願いした小川くん。



そしてたくさんのお客様。

初めてお会いする方も、懐かしい級友やお世話になった方々も、遠方からの方も

本当にありがとうございました。





また追って、写真等で展覧会のレポートさせて頂きます。
ひとまずは、感謝の気持ち。






今日は泥の様に寝れそう。











2012年5月13日日曜日

カレー旅




いっつもおいしいご飯食べさせてくれる なっちゃんこと太田夏来ちゃんのスリランカナイト@HACOBU KITCHEN
私、初めてのスリナイ体験。もう、美味しくて、目と舌と指から世界が広がる体験 。






好きな具を自分で盛り、右手で混ぜて、いただく。今も指先からカレーの残り香。
もう食べたい。

展覧会追い込み中ですが、カレーでパワーもらえました。

2012年5月1日火曜日

お知らせ/透明な影




前のブログで少し書いていた個展、いよいよ一ヶ月を切りました。





岡山愛美展「透明な影」2012.5.25 - 6.3
岡山愛美 展 透明な影 | Transparent light


|会期:2012年5月25日(金)~6月3日(日)、木曜休廊
|時間:16:00~21:00、土曜日は~23:00まで
|場所:LABORATORY    
京都市中京区恵比須町531-13,RAD bld.3F
http://alter-laboratory.tumblr.com/

|アクセス:京阪三条駅、地下鉄市役所前駅から徒歩3分
(木屋町通りからキルフェボンの筋を西へ約30m、北側)

|URL:http://manamiokayama.com/


2012年5月25日から6月3日まで岡山愛美 展『透明な影 | Transparent light』を開催します。
本展は、止まったままの時間を持つ空間と、そこにある気配をテーマにインスタレーションを展開します。
それはまるで子どもの頃、家の中にあった「開かずの間」や「屋根裏部屋」の探検にも似た、
誰もいないはずの空間に何者かの気配を感じる、そんな体験になることでしょう。
この機会に是非ご高覧頂けたら幸いです。


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子供の頃 
夜の暗闇だったり、トイレだったり、
聞こえないはずの音や、
見えない気配に敏感になって怯えていた感覚は
今では遠い記憶になってしまっている。
その感覚は徐々に薄れていって、
でもたまに思い出したかのように「怖さ」は来る。
子供の頃に置いてきてしまった「おばけ」は、
きっと二度と見つけられないけど
形を変えて再会する時が日々の中に潜んで待っている気がする。


(ステイトメントより)

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また、今回ビジュアルブック『透明な影』を制作しました。
本の続きとしての展覧会、または展覧会の続きとしての本、あわせ持つ2つの世界を是非ご覧下さい。


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夕方から夜にかけての、展示になります。
私は会期中、毎日在廊予定です。


秘密の探検、

どうぞお立ち寄りください。



2012年3月26日月曜日

おなか


すっかり3月も後半。。ブログも豆以来。
暖かくなってきて、春のせいか花粉のせいか何時間寝ても眠い眠い。
でも春生まれなので、春は一年の中で一番好き。早く桜咲かんかな。
桜が咲くとソワソワしてたまらない気分になる。花見の席で飲むお酒が一番酔っぱらう。
花見が好き、花見。春はいいな。


5月の後半、個展をします。
毎日そのことを考えていると、
夜に見る桜を思い出すときの様な
どうしようもないお腹の奥のソワソワした気分とダブる。という話です。
楽しみで恐くて、ずっと見てたいけど逃げたい。

とりあえず、桜の開花を待とう。
個展の詳細は、後日あらためて。




卵は特に関係ないですが、これはきれいなゆで卵だった。



2012年2月4日土曜日

mame


今年も行きました、吉田さん。若干メタボ気味の青鬼様。。
寒い寒い2月の始まり。
恵方巻と、きんつばと、干し柿買うのがうちの恒例。



豆は撒いた後おいしく頂きました。