2011年9月16日金曜日

地面


虹が出ました






一瞬、涼しかったのはなんだったのかというこの気温・・・

展覧会前の制作場所は、だいたいなぜか庭です。




暑いのは苦手やけど、夕方前の光の抜群の感じは、この季節にしか出ない。



そういえば去年と一昨年も展覧会を秋にしたから、
毎年この時期の、庭の光に温められてる。


蝉の必死の声と、草ぼーぼーの熱い砂利の上と
秋口のしつこい蚊とちょっとずつ伸びていく枇杷の木



大学の時も山の中に入って、かゆい思いをしながらよくドローイングしたなぁ。

座り込んで湿ったズボンに、後でだいたい後悔します。





展覧会準備も大詰めの日々です。

green




2011年9月5日月曜日

手と傘




PCでの頭をうならす仕事も嫌いじゃないけど、
やはり手を動かすことに
喜びを感じます。


この夏の思い出をチラリ


8月の中頃の暑い日、マヨに誘ってもらって、
染色作家 近藤卓浪先生のろうけつ染めの体験教室に行きました。


ろうけつ染めは初体験。
ギラギラの太陽に負けないように日傘を作りました。


色を染めたくない部分に溶かしたロウを筆で置いて、、

おお、難しい、、最終的な色を想定すればするほど手順がこんがらがる。。


落ち着いて、

染めます。

色がまた難しい、、、なかなか思い通りの色が作れない、、、

でも先生に色々アドバイス頂きつつ


黄色くなって



またロウを重ねて


染めて
染めて

こうなった


お 〜
いい感じではないでしょうか



いやーこの日は楽しかった。
なんといっても猛暑まっただ中の日で、
そんな中 熱いロウと ぐつぐつ鍋

汗かいて、汗かいて、気持ちよかったです。


初めて学ぶことってやっぱり面白い。
新しく聞く言葉、新しく知る手法。

いざ技法のいろはを少しでも学ぶと、
これまで、ただ キレイーと見ていた染色の作品なんかも、
より深く面白く見れそう。


この日傘、さっそく残暑の京都で、少しニヤケながら自慢げにさしました。

地下鉄にもマッチしちゃう日傘。

そんな夏もやっと、ここ数日の台風とともに去っていったのでしょうか
なんとなく涼しい夜になってきました。



「鏡の反対側」の準備も着々と?!進んでます。
この展覧会も、新しい試みがフンダンなので、
新しい知識と感覚ばかり得られるここ最近です。

贅沢!